ターミナルでpythonを書いてみる
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タイトル | ターミナルでpythonを書いてみる |
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コンテンツ | Pythonをシェルからソースを書きますシェルはターミナルと呼ばれるアプリケーションを起動すると表示されるコマンドを入力して操作する画面になります。 まずは、コマンドに $ python – -version と入力してPythonのバージョンを確認します。Pythonには2系と3系というそれぞれのバージョンがあり、pythonだけで入力すると2系が表示されます。( version の前に -(ハイフン)を2個連続付けないとエラーになります。) $ python3 – -version と入力するとPython3系のバージョンが表示されます。 間違えて入力すると、>>>の記号の画面になってしまいますので、この場合はpythonが起動してしまっていますので、キーボードの「Ctrl」を押したまま「D」キーを押して一旦終了させてください。 もしくは、exit と入力して終了してください。Pythonを起動、簡単な四則算をやってみるまずはPythonを起動して簡単な四則算をやってみましょう。 $python と入力するとPythonが起動して>>>の記号でプログラムの入力待ち状態になります。 コマンド上にpythonだけ入力したのでバージョン2系が起動しています。ここではPython 2.7.16というバージョンを使っている事がわかります。 では早速四則算をやっていきます。数学の記号とPythonの記号はちょっと違うので、以下に演算子の表記をまとめました。
膨大な量の計算をしてこそコンピュータの計算!電卓はとても便利なものです。携帯電話などにもついていていつでも計算できますが、繰り返し沢山の計算をしなければならない場合はコンピュータに任せるのが一番です。リストとsum関数膨大な計算をさせるために、まず数字の集まりを作って、それらを計算させます。 まずは数字のリストを作って、それを変数と呼ばれる入れ物に入れておきます。ここでは変数を「n」としてここに数字のリストを作ります。 >>> n = [ 1,2,3,4,5 ] と入力します。こうすることで「n」という文字の中には1~5までの数字が並んでいるという意味になります。カッコの形を間違えないように半角で入力してください。 次に並んでいる数字を順番に足してみましょう。「合計」という意味をもつ「sum」という関数に「n」という変数をたわすと、nの中身を順番に足してくれます。 >>> sum = (n) 「15」という答えが出ました。 では、もっと膨大な量の計算をしていきたいのですが、このリストを打ち込んで行くようでは電卓で計算する場合とスピードが変わりません。例えば1から1億までを順番に足してといわれた場合、リストに n = [ 1,2,3,4,,,,,,,,100,000,000] と入れて行ったのでは大変です。 でもpythonにはとても便利なrange関数と言うのがあって、範囲を指定するとその間の数字を並べてくれるのです。書式がいくつかあるので見ていきましょう。range関数を使うrange は「範囲」という意味になります。この関数に数字を渡してあげると「0」から数えて何番目までを表示してくれます。例えば5を指定すると0から5個の数字ですから「0,1,2,3,4」とこの5つという事になります。以下のようにタイプしてみましょう。 >>> n = range(5) とすれば、n = [0,1,2,3,4] と同じことになります。変数「n」に本当にリストが入ったか表示してみたいと思います。ここで「n」だけタイプすると、nの中にはrange関数が入っているという事で range(0, 5) と表示されるはずです。先頭にゼロが付いたのはこの関数の正規の書き方で、「0から5個目まで」という意味になります。print(list(n))で数字のリストを表示リストで表示させるためにはprint関数を使います。このままprint(n)とやってしまうと「変数nの中身を表示してください」という先ほどと同じ結果になってしまうため、「変数nの中身をリストとして表示してください」という意味でprint(list(n)とします。 >>> print(list(n)) [ 0, 1, 2, 3, 4] となります。実践、膨大な量の計算をラズベリーパイにさせる早くもPythonの関数をいくつか覚えました。このrange関数を使えば、1から1億までの計算をさせるなんて簡単ですね。先ほどの四則算の計算の時にはあっという間に計算結果が表示されましたが、1億までとなるとさすがにコンピュータも少し考えます。1から1億までの計算早速やってみましょう。まずは、1から1億までのリストを作りますね。変数はさっきと同じ「n」にしましょう。1億は「100000000」(ゼロ8個)です。でも0から1億番目は「99999999」です。なので1億まで足すには「100000001」と最後に1つ足さないといけません。また今回は0を足しても意味ないので、1から1億までという書き方をしましょう。以下のリストを作るだけでも少し時間がかかります。処理が終わらないと次の「>>>」が表示されないので、以下のプログラムを入力しEnterを押したら気を付けてみてみましょう。 >>> n = range(1, 100000001) これで、1から1億までの範囲ができました。これをsum関数に渡してあげると1から一億までのたし算を行います。 計算結果は「5,000,000,050,000,000」となります。数字の最後に「L」が付いているのは、Python2系では、長い数字の後ろに「L」が付きます。Python3ではつきません。 つまり1から1億までたし算をしていくと、五千兆五千万という結果になるということです。range関数では範囲やステップも設定可能range関数について補足します。数字の範囲は途中からでも設定が可能です。例えば >>> n = range( 10, 101) とするとリスト表示は [ 10,11,12,13,,,,,,,,,21,,,,,,,99,100] という形で、10から100までの数字が表示されます。 さらに、リストに3つ目の数字を指定するとそれは「ステップ」となり、たとえば10を指定すると10ずつという形になります。 >>> n = range(10,101,10) print(list(n))で表示させたそれぞれの結果は以下の通りです。Pythonプログラムを終了する場合通常のシェルでは「$」マークが表示されていますが、Pythonプログラムが起動しているシェルは「>>>」という記号になっています。Pythonを終了させるには、キーボードの「Ctrl」を押したまま「D」キーを押すと通常のシェルに戻ります。 |
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抜粋 | ||||||||||||||||
脚注 |
raspberry piでpythonを使う 簡単なpythonのプログラムを実行